過去の災害について

1967年(昭和42年)7月8日 豪雨災害

災害種別 土砂災害水害災害
 
 

概要

 
 

当時、梅雨前線が西日本に停滞していましたが、昭和42年7月8日から台風7号の影響を受けて前線が活発化し、大雨となりました。呉市では、急激に強い雨が降り、呉測候所開設以来の豪雨に見舞われました。

この豪雨により、土砂災害に脆弱な地形・地質の呉市では、山崩れ、崖崩れ、土石流、河川の決壊、氾濫が発生し、生き埋め171名、死者88名の大災害となりました。
 
 
被害種別 数量 被害種別 数量
死者 159人 床上浸水 10690戸
傷者 231人 床下浸水 49249戸
家屋全壊 514戸 橋梁流失 108箇所
家屋半壊 605戸 道路損壊 1084箇所
 
 

気象状況

 
 

当時梅雨前線は西日本に停滞していて、5日に降り始めた雨も8日の午前2時頃までに約18mm程度でしたが、台風7号が南西諸島の宮古島付近を通過、東シナ海を北上し始めた。8日朝から前線の活動が活発になりました。8日の夜明け前から雷を伴って強い雨が降り始め、昼過ぎまで続き、呉市では8日6時から12時までに49.6mmの雨が降りました。その後も停滞した梅雨前線のため8日午後から夜にかけて断続的な雨が降りました。台風7号は、8日9時にはすでに弱い熱帯低気圧となり、9日になるとさらに衰え温帯低気圧となりましたが、折から北上してきた梅雨前線に沿って移動し、朝から再び雨が強くなりました。低気圧は15時には九州北部に達しましたが、このころ呉市では急激に強い雨が降り、16時から17時にかけて74.7mmにも達しました。これは、呉観測所開設以来の強雨でした。

 
  昭和42年7月9日 台風7号経路図(画像をクリックすると拡大します)
  台風7号経路図
  「昭和42年7月豪雨による呉市の災害の調査速報(昭和42年9月 文部省・科学研究費・災害科学・中国地区班 呉市」より
 
  降水量図(昭和42年7月8日~9日)(画像をクリックすると拡大します)
  降水量図
  「呉市の42年災害(昭和50年3月 広島県)」より
 
 

災害の状況

 
 

災害の状況写真1

災害の状況写真3

災害の状況写真2

災害の状況写真4

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