過去の災害について

1993年(平成5年)7月27日 台風5号

災害種別 土砂災害水害災害
 
 

概要

 
 

台風5号に先行した梅雨前線の影響で降り始めた雨は、その後の台風と台風後の湿舌に伴う雨が加わり、総雨量は広島県南部を中心に多くの地点で200mmを超えました。

広島県では、土石流、がけ崩れが発生し、公共施設、人家等の被害がでました。
 
 

被害種別 数量 被害種別 数量
死者 床上浸水 54戸
傷者 3人 床下浸水 713戸
行方不明者 橋梁流失 9箇所
家屋全壊 11戸 道路損壊 1180箇所
家屋半壊 8戸    
家屋流失    

 

気象状況

 
 

台風5号の経路図

 
台風5号の経路図

7月26日3時、沖の鳥島の北で発生した台風5号は南大東島の東海上を北西に進み、26日深夜には奄美半島の東海上に達しました。一方、西日本の南海上にあった梅雨戦線が台風5号に先行して北上し始め、27日早朝から午前中にかけて中国地方をさらに北上しました。

 
 

台風5号は27日9時には種子島付近にあって向きを変え、11時過ぎ台風の中心は鹿児島県大隈半島に上陸、その後九州東部を北上し、夕方山口県東部に再上陸、27日22時、島根県沖の日本海で弱い熱帯低気圧になりました。また、この台風に続いて28日明け方から宵いのうちにかけて南から温かく湿った「湿舌」が入り込み、大気の不安定な状態が続きました。

台風に先行した梅雨前線の北上に伴い、26日23時頃県南部から降り始めた雨は27日2時には全域に広がり、所々で強まりをみせ南部を中心に1時間に10mmを越えるところが相次ぎました。27日の昼頃には総雨量が100mmを超えるところが出始め、台風に伴う雨が加わり、台風の中心が山口県を北上する頃、県西部で雨が激しさを増しました。台風が日本海に抜けた後、県内の雨雲は急速に消散しました。しかし、28日未明からは湿舌に伴う雨が再び降り始め、9時までの1時間に庄原で41mmの激しい雨となりました。その他、各地に強雨をもたらし、夕方には雨雲が散在し始めましたが、宵のうちまでは局地的に強い雨が残りました。

27日~28日にかけての総雨量は南部を中心に200mmを超えたところが多く、特に佐伯では300mmを超えました。
 

 

被災時の状況

 
 

鷹ノ巣川 上流域

鷹ノ巣川 上流域

 
 

砂ヶ谷川と田吹川の合流点

砂ヶ谷川と田吹川の合流点

 
 

田吹川 土砂・流木の堆積

  田吹川 土砂・流木の堆積
 
 

被災時の状況写真

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