日頃の心構え:落雷

用語集 : 落雷


 落雷のメカニズム

落雷のメカニズム 雷の正体は、雲の中にできた電気です。これがどのように発生するのか学説はたくさんありますが、雲の中のあられや氷の結晶の衝突、摩擦によって電気が発生するという説が最も有力です。
 雲が大きくなるにつれて、電気も強くなり、雲の下に溜まったマイナスの電気が雲の上のプラスの電気を目指して移動します。この時に大きな電流が瞬時に発生するため、激しいイナズマと大きな音を発生します。これが雷です。雷のエネルギーは、季節や雲の大きさなど様々な条件によって異なりますが、およそ6万アンペアに及びます。

 落雷対策

 落雷場所を具体的に予測することはできません。雷の被害から身を守る行動が必要です。

図1 ゴルフ場でプレーを楽しんでいる人たちが落雷にあって死傷する事故がしばしば起きます。近くで雷の音がしたら、プレーを中止して安全な場所に避難しましょう。木に雷が落ちると感電する可能性がありますので、雨よけのために木の下に避難することは危険です。
図2 安全な避難場所まで距離があるときには、4メートル以上の高い木もしくは電柱の根元から2~3メートルの場所で低い姿勢をとりましょう。十分に離れないと木や電柱から電気がより流れやすい人間に移って、非常に危険です。
 どうしても、避雷のための木が見つからない場合には広い場所で速やかにうつぶせになったほうが被雷の可能性は低くなります
図3 しかし、屋外での避雷というのは100パーセント安全ではありません。雷が近づいてきたら、できる限り速やかに建物の中や車の中に避難してください。車の中では、車体表面や内側の金属部分に触れないようにして雷雲が通過するのを待ちましょう。
図4 雷雲の接近は以下のような方法で確認できます。
(1) AMや短波ラジオのノイズの兆候(約50キロ離れた地点から確認できます。)
(2)雷光(イナズマ)(約30キロ離れた地点から確認できます。)
(3) 雷鳴(ゴロゴロという雷の音)(約10キロ離れた地点から確認できます。)

屋内での雷の被害

 落雷によって、屋内にいても、人体や電化製品等が被害を受けることがあります。

コンセントやテレビから感電 落雷時には、大量の電流がコンセントに瞬時に流れ込むことがあります。ごくまれに、建物に進入した雷の異常電流で近くにいる人が感電をすることがあります。
電源を切るだけでなくコンセントも抜く。部屋の中では電気器具や天井、壁から 1m 以上離れる。 テレビやパソコンなどの電気器具も落雷による過電流で故障することがあります。スイッチを切るだけではなくコンセントも抜いて下さい。また、雷ガード付きのテーブルタップを利用して、電気器具を雷による過電流から守るのも1つの対策です。部屋の中では電気器具や天井・壁から1メートル以上離れるようにしましょう。
激しい雷雨の時の電話は控える。ラジオなどの天気予報で雷の接近を察知 電話線からも侵入してくる恐れがありますので、激しい雷雨の時には電話線に直接つながった電話の利用を控えるようにしましょう。また、電話線用の雷ガードもありますので利用するのも1つの対策です。
 天気予報で雷雲の接近の様子を知ることも大切です。ラジオの場合、「ガリッガリッ」といった雑音が強まるので、ひとつの目安になります。

情報提供

 雷注意報等、最新の気象情報とあわせて、状況を判断して、落雷事故防止につなげてください。
 広島県防災Webでは落雷地点の情報を10分間隔で70分前まで確認できます。(提供はパソコン版のみです。)

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